Column

歯科・クリニックのホームページ、最低限そろえる5ページ(事例つき)

結論:歯科・クリニックのホームページは、まず5ページあれば始められます。
患者さんがホームページで確かめたいのは「今日・明日やっているか」「どこにあるか」「何を診てもらえるか」「どんな先生か」「どう予約するか」の5つです。この5つに1ページずつ答えれば、最低限の役目は果たせます。インプラントや矯正などの詳しいページは、あとから足せば十分です。

この記事では、5ページそれぞれに載せる中身と、医療機関ならではの注意点、費用の目安、実際の事例をまとめました。

目次

  1. 患者さんがホームページで確かめる5つのこと
  2. 最低限そろえる5ページと、載せる中身
  3. 医療広告ガイドラインで気をつけること
  4. 費用の目安:作り方で大きく変わる
  5. 事例:SIMPLE5で作った歯科医院のホームページ3つ
  6. よくある質問

1. 患者さんがホームページで確かめる5つのこと

歯科やクリニックのホームページを開く人は、ほとんどが「行くかどうか」を決めようとしています。読み物を探しているわけではありません。確かめたいのは次の5つです。

  • 診療時間・休診日:今日、何時まで開いているか。土曜・日曜はどうか
  • 場所:最寄り駅から何分か。駐車場はあるか
  • 診療内容:自分の症状を診てもらえるか。小児・矯正・インプラントなどに対応しているか
  • 院長・医院の雰囲気:どんな先生か。院内は清潔そうか
  • 予約の方法:電話か、WEB予約か。急患は受けてもらえるか

逆に言えば、この5つがすぐに見つからないホームページは、デザインがきれいでも患者さんを逃してしまいます。

2. 最低限そろえる5ページと、載せる中身

5つの「確かめたいこと」に、1ページずつ答えます。

ページ答える質問載せる中身
① トップ今日やっている?どこ?診療時間表・休診日、電話番号、最寄り駅、診療科目の一覧、予約ボタン
② 診療案内自分の症状を診てもらえる?診療科目ごとの説明(一般・小児・予防・矯正など)、自費診療の料金表
③ 医院案内どんな先生・どんな医院?院長のあいさつと経歴、スタッフ、院内・設備の写真
④ お知らせ休みや変更はない?臨時休診、年末年始・お盆の診療日、新しい診療の開始
⑤ アクセス・ご予約どう行く?どう予約する?住所・地図・駐車場、電話番号、WEB予約や問い合わせフォーム

ポイントは3つです。

  • 診療時間表と電話番号は、トップの最初の画面に置く:スマートフォンで開いて、スクロールせずに見えるのが理想です
  • お知らせは「止まっていない」ことが大事:最後の更新が何年も前だと、閉院したのかと思われます。臨時休診を載せるだけでも、更新は続けられます
  • 自費診療の料金は、はっきり書く:インプラントやホワイトニングなど自由診療の料金は、患者さんがいちばん気にするところです。標準的な費用や治療期間、リスクもあわせて載せます(次の章)

診療科目ごとの詳しいページ(例:「インプラント」「マウスピース矯正」だけのページ)は、5ページで公開したあとに、力を入れたい診療から足していくのがおすすめです。

3. 医療広告ガイドラインで気をつけること

歯科・クリニックのホームページは、ほかの業種と違って医療広告ガイドライン(厚生労働省)の対象です。2018年の医療法の改正で、医療機関のホームページも広告の決まりに含まれるようになりました。

ホームページを作るときに、特に気をつけたいのは次の4つです。

  • 患者さんの体験談・口コミを載せない:「痛くなかった」「すぐ治った」などの感想は、治療の効果に関する体験談として禁止されています
  • 治療前後の写真(ビフォーアフター)を写真だけで載せない:載せる場合は、治療内容・費用・期間・リスクや副作用などの説明を、写真のすぐそばに書く必要があります
  • 大げさな言葉を使わない:「絶対に治る」「痛くない」「地域No.1」など、事実と言い切れない表現や、ほかの医院と比べて優れていると言う表現は使えません
  • 自由診療は、費用・期間・リスクを書く:自費の治療を載せるときは、標準的な費用、治療の期間・回数、主なリスクや副作用を一緒に書きます

制作会社に頼む場合も、最後に責任を持つのは医院側です。原稿のたたき台を作ってもらったら、この4点を自分の目で確かめてから公開しましょう。迷う表現は、医院のある都道府県や保健所に確認するのが確実です。

4. 費用の目安:作り方で大きく変わる

歯科・クリニックのホームページの制作費は、作り方によって大きく違います。お名前.com のコラム(2026年8月5日更新)では、次のような目安が紹介されています。

作り方初期費用の目安
医療専門の制作会社80万〜200万円超
一般の制作会社・フリーランス20万〜80万円
自作(WordPress など)数千円〜

(出典:お名前.com「ホームページ制作 歯科・クリニック完全ガイド2026」、2026年10月8日確認)

開業したばかりで、まずは「診療時間・場所・予約方法」がきちんと伝わればいい、という段階なら、高い制作費をかける前に5ページで始める方法もあります。

SIMPLE5(株式会社リバースデザインの定額ホームページ制作)の場合は、こうなります。

  • 料金は初期費用55,000円+月額5,500円(税込)、2年契約。1年目の総額は121,000円(税込)です
  • 月額に、サーバー・ドメイン・SSL・WordPress の更新・月1回までの軽微な修正が含まれます。臨時休診のお知らせを月1回お願いする、といった使い方ができます
  • 5ページの原稿は、ヒアリングと資料をもとに弊社がたたき台を作ります。医療広告ガイドラインの最終確認は、医院側でお願いしています
  • 診療科目ごとのページを足すときは、追加ページ制作 11,000円(税込)/1ページです

料金の内訳は料金ページで確認できます。

5. 事例:SIMPLE5で作った歯科医院のホームページ3つ

同じ「歯科」でも、5ページのままで始めるか、診療ごとのページを足すかで形が変わります。SIMPLE5で制作した、大阪府内の3つの歯科医院の例です(2026年10月8日時点の公開サイトで確認)。

医院場所形見てほしいところ
かずあいデンタルクリニック大阪市中央区5ページのままメニューは5つだけ。トップに診療時間表と地図
ねんばい歯科クリニック大阪市阿倍野区5ページ+追加ページ診療内容を、診療ごとのページに分けて厚くした
林歯科医院大阪府泉南郡熊取町診療ごとのページありホワイトニングなど、力を入れている診療を前に出した

かずあいデンタルクリニック(大阪市中央区):5ページのまま

実際のサイト

  • メニューはホーム・診療内容・マウスピース・当医院について・アクセスの5つ
  • 診療内容(一般歯科・口腔外科・歯周病治療・予防歯科・審美歯科・インプラント)は、1ページの中にまとめています
  • トップに診療時間表・地図・電話番号。最寄り駅(堺筋本町駅から徒歩2分)も書いています

診療科目が多くても、1ページにまとめれば5ページで収まる、という例です。

ねんばい歯科クリニック(大阪市阿倍野区):診療ごとのページを足した形

事例ページ・実際のサイト

  • 使ったデザイン:デザインB|Trust(トラスト)
  • トップに診療時間表(午前・午後、土曜の時間)と電話番号
  • 医院について・院内風景・アクセス・お知らせ・お問い合わせのページに加えて、診療ごとの詳しいページ(一般・小児・予防歯科、審美歯科・ホワイトニング、矯正歯科、口腔外科・インプラント、マウスピース)を、追加ページのオプションで作っています

この記事の「5ページ」にあてはめると、①トップ・③医院案内・④お知らせ・⑤アクセスとお問い合わせで土台を作り、②診療案内を診療ごとに分けて厚くした形です。

ねんばい歯科クリニックさんからいただいたコメント(2026年10月)

  • 作る前に困っていたこと:元のホームページがページを追加、修正をしてて、ホームページの形態が複雑になっていた
  • SIMPLE5に決めた理由:きっちりと対応してくれるところ
  • 作るときの手間:Zoomで時間をとっていただいて打ち合わせもできたので、スムーズに作れました。
  • 公開してから変わったこと:今のところはなし。
  • 迷っている先生へ:5万円でこのクオリティはすごいと思います!

※ コメントの「5万円」は初期費用(55,000円・税込)のことです。このほかに月額5,500円(税込)と、ねんばい歯科さんの場合は追加ページの費用がかかっています。

公開してからの変化は「今のところはなし」とのことで、そのまま載せています。ページを足し続けて複雑になったホームページを、5ページの土台から整理し直した例です。

林歯科医院(大阪府泉南郡熊取町):力を入れている診療を前に出した形

実際のサイト

  • メニューに診療案内・ホワイトニング・デンタルエステ・クリニック紹介・お知らせなど
  • トップに診療時間と休診日、ご予約・ご相談の電話番号
  • 一般歯科・小児歯科・矯正歯科・義歯に加えて、ホワイトニングやデンタルエステをそれぞれのページで紹介しています

自費の診療に力を入れたい医院は、その診療だけのページを持つと、料金や流れを落ち着いて説明できます。


よくある質問

Q. 歯科医院のホームページは、何ページあれば足りますか?

A. 最低限は5ページです。トップ(診療時間・電話)、診療案内、医院案内、お知らせ、アクセス・ご予約の5つがあれば、患者さんが確かめたいことに答えられます。インプラントや矯正などの詳しいページは、公開後に足していけます。

Q. ホームページに患者さんの口コミや、治療前後の写真を載せてもいいですか?

A. 患者さんの体験談は、医療広告ガイドラインで載せられません。治療前後の写真は、治療内容・費用・期間・リスクなどの説明を一緒に載せる必要があります。迷うときは、都道府県や保健所に確認してください。

Q. SIMPLE5で歯科のホームページを作ると、いくらかかりますか?

A. 初期費用55,000円+月額5,500円(税込)で、2年契約です。1年目の総額は121,000円(税込)。診療科目ごとのページを足す場合は、1ページ11,000円(税込)です。


歯科・クリニックのほか、実際にSIMPLE5で作ったホームページを見てみたい方へ。

関連記事

ホームページ、まだ要るか要らんか迷っている方へ

1分診断とLINEの実例集をご用意しています。

まだ決めきれない方へ

それが普通だと思います。安い買い物ではないので。
LINEに登録いただくと「5万円サイトの実例集」をお送りしています。
しつこい営業はしません。(する人員もいません。笑)

LINEで実例集を受け取る